視点
社会人とTwitter
社会人のTwitter利用
ソーシャルメディアを利用している層を考えたとき、どのような人々をイメージしますか?2021年の調査では、経営者・役員・会社員・公務員などが最もTwitterを利用しているという結果が出ました。
職業別Twitter利用者割合
Source : Macromill 2021年5月 Twitterを月に1回以上利用するスマートフォン利用者 15歳~64歳 (n=3,099)
そしてTwitterは、社会人に最も使われているプラットフォームのひとつとして評価され、実に半数近い社会人が週に1回以上Twitterを利用しています。
社会人の各プラットフォーム利用率
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者で各SNSを月1回以上利用する人+有職者(n=3,241) Q. 以下のインターネットサービスの利用頻度について、それぞれのサービスごとに当てはまるものをひとつずつお選びください。
これら社会人利用者は、Twitterの検索機能で情報を調べたり、トレンドやおすすめ欄を見ることで流行をキャッチしたりすることで、Twitterを活用しています。そこで今回は、社会人とTwitterとの親和性について、調査および社会人利用者に向けて実施したインタビューの内容を合わせてご紹介します。
社会人のTwitter機能の利用率(週1回以上)
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者でTwitterを月1回以上利用する人+有職者 (n=1,637) Q. あなたは、Twitterを利用する際に、どのぐらいの頻度で下記のことをしていますか。
社会人がTwitterを使う理由
「Twitterは、最近のトレンドや今何が流行りなのかとか、一番手っ取り早く情報をキャッチするのに向いている」(社会人・男性)。こちらは社会人を対象に実施したインタビューにおける、Twitterを利用している理由についてのコメントです。アンケート結果でも、Twitterなら「今起こっている出来事がリアルタイムにわかる」、「知りたい情報がすぐに得られる」と、他のソーシャルメディアと比較し、最も高い評価が得られました。知りたいことや他では探し出せないような情報をリアルタイムで見つけられる、そこがTwitterの大きな特徴のひとつであり、社会人に重宝されてるポイントであることがわかります。
社会人における各プラットフォームの魅力
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者で各SNSを月1回以上利用する人+有職者(Twitter: n=1,637, SNS A=1,127, SNS B: n=1,470)Q. あなたは、以下のインターネットサービスついて、どのような点に魅力を感じていますか。それぞれのサービスごとに当てはまるものを全てお選びください。
また、Twitterは起床時から朝の通勤中、そして昼の時間帯から帰宅中に使われる割合が他のソーシャルメディアと比較して高く、朝にツイートをチェックすることで前向きな気持ちになれるといった意見もタイムライン上で交わされています。
各プラットフォームの利用時間帯 (相対値)
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者で各SNSを月1回以上利用する人+有職者(Twitter: n=1,637, SNS A=1,127, SNS B: n=1,470, 動画サービス: n=2,810)Q. あなたが普段、下記のインターネットサービスを使っている時間帯として、当てはまるものを全てお選びください。
Twitterの広告
それでは、社会人利用者はTwitter広告をどのように感じ、活用しているのでしょうか?Twitter広告はスクロールができるタイムライン上に表示されるため、流れてきた広告を発見してそのまま視聴したり、自由に移動したりできるのが特徴です。社会人のTwitter利用者は広告に対する許容度が高く、「Twitterは、眺めている中で広告が出てくるので、ポチッとクリックしても時間の無駄とは思わない気軽さがある」(社会人・男性)と、自分の興味関心にあった広告を見たり、アクションをすることに抵抗がないことがわかりました。また表示される広告についても、3割以上の利用者が「興味のある商品やサービスの広告が届く」と好意的に受け止めています。
社会人における広告の許容度
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者でTwitterを月1回以上利用する人+有職者 (n=1,637) Q. あなたは以下の文章について、どの程度、同意しますか。それぞれの項目ごとに当てはまるものをひとつずつお選びください。)
そしてTwitterは、アプリ利用の際に広告を最も参考にするソーシャルメディアであることもわかっています。「アプリの存在は知っていたけれどインストールするきっかけがなかったがTwitterで広告が出てきて、手順が簡単だったのでインストールした」(社会人・男性)というコメントもあり、Twitter広告がアプリ利用の決め手となっています。
アプリ利用の際に参考にするSNS
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:スマートフォン利用者+有職者(n=3,241)Q. あなたは以下のアプリの利用を決める際に、どんな情報を参考にしますか。それぞれのアプリについて、当てはまるものを全てお選びください。
購買につながるTwitter
最後に、購入につながるTwitterの強みをご紹介します。社会人のTwitter利用者と非利用者を比較すると、Twitter利用者の40%以上が衝動買いする傾向にあり、60%近くは、ソーシャルメディアを購入の参考にしていることがわかります。また、広告を購入時の参考にする割合も、Twitter利用者の方が6ポイント高く、Twitterのタイムラインに広告の形で商品の情報を表示させることは、購入につなげる大切なアクションだと言えるでしょう。
社会人の買い物への積極性
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月 対象者:Twitter利用者 - スマートフォン利用者でTwitterを月1回以上利用する人+有職者 (n=1,637)、非利用者 - スマートフォン利用者でTwitterの利用は月1回未満+有職者 (n=1,604)Q. ここに「ライフスタイル」に関する様々な考え方や行動が書かれています。それぞれの考え方や行動について、あなた自身の意見に最も近いものをひとつずつお選び下さい
広告を購入時の参考にする割合
Source : YouGov, 2021年6月 対象者:Twitter利用者 - Twitterを月1回以上利用する人+有職者(n=1,539)、非利用者 - Twitter月1回未満利用する人+有職者(n=2,147)Q. 広告は何かを買うときの参考になる
広告に限らず、レビュー機能としてTwitterを活用している社会人は多く、「フォローしている人のレビューに影響される。自分と同じ感覚を持っている人の感想は納得感がある」(社会人・男性)といったコメントもあり、本音の商品レビューや口コミを見つけることができるTwitterは、購入時に信頼できる参照元となっています。
レビュー機能としてのTwitter
Source : Macromill U&A調査, 2021年5月対象者:スマートフォン利用者でTwitterを月1回以上利用する人+有職者 (n=1,637) Q. あなたは以下の文章について、どの程度、同意しますか。それぞれの項目ごとに当てはまるものをひとつずつお選びください。
このように、社会人にとってのTwitterは、トレンドをはじめとした情報検索に幅広く使われ、Twitter広告の需要性は高く、認知からレビューまで購買における各ファネルで寄与していることがわかりました。50%近くの社会人にとってTwitterは生活に欠かせない存在となっています。企業・ブランドにとっても、確実に社会人にリーチできる場所だと言えるでしょう。