リサーチ
スポーツの話題でコネクトする - 2020年秋冬
Twitterはスタジアムから 聞こえる歓声です
スタジアムに集まり、アスリートや数万人の観客と一体となって決定的瞬間を共有し合うことは、ライブスポーツイベントの醍醐味と言えるでしょう。企業やブランドにとっても、スポーツイベントは消費者とつながり、「自分ゴト化」を促す上で絶好の機会です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大によって、観客を集めてスポーツイベントを行うことが困難となった2020年はスポーツ業界にとって厳しい年となりました。そんな中、アスリートと観客をつなぐ上で大きな役割を果たしているのがTwitterです。
スポーツの場面におけるTwitterは、言うなればスタジアムから聞こえる歓声そのものです。Twitterは、他のプラットフォームと比べてリアルタイムでスポーツ観戦を楽しめ、試合を見ながらツイートしたり、同じ試合を見ている人とネット上で一緒に盛り上がれると考えている人が非常に多いことが以下のデータから読み取れます。Twitterは、スポーツファンやアスリートからリーグ関係者まで、多くの人々が集い、スポーツの決定的な瞬間を分かち合える場所なのです。
Twitterは、スポーツ観戦と同時に利用するプラットフォームでもあります。実際に、Twitterはプロ野球とJリーグ観戦の際に利用する2番目に大きな動画プラットフォームです。5月にスポーツイベントが再開して以降、Twitterの動画視聴者は増え続けています。
Twitterはスポーツファンとアスリート、チーム、そしてブランドを結びつけます。Twitterでは、プロスポーツが再開することに関しての喜びや応援だけではなく、学校での部活動や地域のスポーツコミュニティ等の活動再開についても多く語られています。特徴的なのは、スポーツを実施する側と応援する側の双方がリアルタイムに会話をしている点で、あらゆる人々がスポーツをきっかけにTwitterで会話に参加することができているのです。
Twitterでは、選手たちが自分たちの思いを共有しています - リアルで飾らない、ありのままの考えを語るツイートは、ファンとの一体感を生み出します。9月にDAZNのアカウントから公開された三浦知良選手の動画は多くのファンを魅了しました。
そして、大坂なおみ選手の全米オープン優勝の話題もTwitterを席巻しました。Twitter上に投稿された「大坂なおみ」「女子テニス」「全米オープン」に関連する動画の数は170万を記録。これは他のすべてのSNSへの投稿を合わせた数の3倍となり、ソーシャルメディアでダントツの1位となりました*。
*4Source: Tubular Video Insights, from August 30-September 12, 2020, Global.QUERY: "大坂なおみ" OR "テニス" OR "女子テニス" OR "全米オープン"
スポーツはブランドにとって絶好の商機
リーグが徐々に復活しつつある今、企業やブランドにとってスポーツとコネクトすることは、決定的瞬間を消費者と分かち合う絶好の機会なのです。その中で、プロスポーツ選手の会話は重要ですが、それはブランドにとって消費者とコネクトするための機会の一部に過ぎません。
Twitter Brand Watchのデータによると、国内のTwitter利用者はスポーツに関する3つのトピック、すなわち「健康づくり」「地域のスポーツ活動」「プロの試合」に熱中していることがわかります。これら3つのトピックとブランドメッセージをうまくコネクトさせることで、消費者と関わり、会話を盛り上げることが期待できるのです。
スポーツにおけるTwitter広告展開のヒント
Twitterでスポーツを使ってブランドの成長をサポートするためにはどのような広告展開を行えばよいか、いくつかのヒントをご紹介します。
一つ目は、Twitter上で交わされる会話の予測を行い、いつ、どの様なコンテンツを出すか計画を立てることです。広告の出稿期間をできるだけ長くすることで、キャンペーンはより効果的で効率的になります。イベント当日だけでなく、その前後にもキャンペーンを展開するブランドは、より多くのエンゲージメント、より良い再生数、より効率的な配信コストが見込まれるからです。
二つ目は、キャンペーンの各フェーズにおいてTwitterの広告商品を効果的に活用することです。それぞれのフェーズには、その時に適した広告商品の役割があります。キャンペーンの目的に沿ってTwitterの広告商品を上手に組み合わせることで、各フェーズの効果を最大限に高めることが可能となります。Twitter広告に関する詳細はこちらをご覧ください。
スポーツイベントが再開したことに、ファンはこれまで以上に盛り上がっています。スポーツに関する会話が急増している今、Twitter上で消費者とコネクトしてエンゲージメントを高めませんか。