リサーチ
おうち時間を彩るためにブランドができること - 食事編
6月に入り全国で外出制限が緩和される傾向にありますが、節度ある行動が求められる日々が続いています。そのような状況で、Twitterではいかにおうち時間を充実させるか熱心な会話が繰り広げられています。
コロナ禍によって料理することが増えたという人は20%に上ります。*1 まだまだ自宅で食事する頻度が高い中、人々の食への関心は依然として高水準を保っています。また、特別定額給付金10万円の使い道も、「食費」が35%と最も高くなっています。* 2 モーメントの変化に敏感なブランドは、新しいレシピの提案やテイクアウトの最新情報、あるいはテイクアウトした食品や食事にひと工夫するアイディアを次々と発信しています。
*1 マクロミル コロナ影響に関する消費者調査「新型コロナウイルス(COVID-19)」感染拡大後及び、緊急事態宣言を受けて、現在あなたは、外出を控えた生活の中で、どのような行動が増えましたか。 (n=3,096)
*2 マクロミル コロナ影響に関する消費者調査 今後1ヶ月で積極的にお金を使いたいもの /消費を控えたいもの (n=3,096)
おうち時間を楽しむコツを伝える
吉野家はほぼ毎日、主力商品の牛丼が食べたくなる内容や最新情報をツイートをしています。
同社はコロナ禍の早い段階から、テイクアウトの割引やスムーズに商品の受け渡しができるシステム整備など、積極的に私たちの食卓を支援する活動を行っています。
そんな中で、おうち時間がより楽しくなるようにと、吉野家はテイクアウト商品を使った家庭でできるアレンジレシピを紹介しています。
学校が再開しつつあるもののリモートワークで仕事をしている方も多く、家族皆で過ごす時間は普段より長くなっていることが背景にあります。不安定な時期においても、いつもの商品の提案方法を工夫することで「買ってみたい」という気持ちをTwitter上の会話から引き出すことができます。
「モーメント機能」を使ってムーブメントを起こす
生活の仕方が大きく変化する中、消費者の役に立ちたいという思いから、食品メーカー8社が合同でTwitterキャンペーン企画「#うちで食べよう」を実施しました。 キッコーマンが発起人となり、日本を代表する食品メーカーが賛同しました。(味の素、キューピー、ハウス食品グループ、マルコメ、ミツカン、カゴメ、日清オイリオ)
毎週1つの食材テーマを決め、そのテーマに沿ったレシピを各社がツイート。そして、ツイートをモーメントにまとめることで、多くの利用者に各社のレシピを見てもらうようにしました。業界の連帯感も生まれ、消費者の反響を呼ぶ企画となっています。
キューピーは、お馴染みのマヨネーズを使ったレシピを提案しました。
モーメントを作る方法
Twitterモーメントは、「いま」話題のツイートをまとめられる機能です。モーメントを使えば、簡単にお気に入りツイートのまとめやオリジナルストーリーを作れます。
こちらに詳細を紹介しています。