Twitter活用事例
Qoo10が日本でライブショッピングを実施!多くの視聴者を獲得、購買にも効果
商品やサービスに関する情報を探すことから、実際に購入を決断してレビューを書くまで、人々は全ての購入プロセスにおいて積極的にTwitterを活用しています。2021年9月に米国で実施されたTwitter利用者の消費行動に関するアンケート調査によると、76%のTwitter利用者が「Twitterでの商品やサービスについての会話が、実際の購入につながる」と回答しました。Twitterでのおすすめやレビューが商品の購入において重要な役割を果たしていることから、多くのブランドや企業がTwitterをマーケティングチャネルとして積極的に活用しています。
さらに2021年、Twitterはライブショッピング機能のベータテストを実施しました。ライブショッピング機能はTwitterの新しいオンラインコマース商品で、利用者はTwitter上でライブ放送を視聴しながら買い物ができるようになります。ライブ動画のフィードで特定の商品をハイライトできるショッパブルバナーや、リアルタイムのライブ放送で紹介されているすべての商品を1か所でカタログ表示されるショップタブなど、さまざまな機能が備わっています。利用者は興味のある商品を選択することで、その場で関連情報を確認したり購入することができるようになります。
キャンペーンの機会と戦略
eBay Japanが運営するオープンマーケットプレイス「Qoo10」(@Qoo10_Shopping)では、2021年9月に日本で初めてとなるライブコマース配信「ショッキングショッピングショー(Shocking Shopping Show)」を配信しました(210万人が視聴、日本初となるライブショッピングを成功させたQoo10のTwitter活用術)。Qoo10についてツイートする人々は美容とK-POPに興味があり、Twitter上の会話は実際の購入との関連性が高いというインサイトに基づき、Qoo10は美容ブランドを取り上げたライブコマース配信を行うことを計画しました。複数の美容ブランドによるライブコマース配信を数回実施し、その結果として高い成果が得られたQoo10は、美容ブランドだけでなく、食品やファッション、電子機器ブランドを含めたさまざまなジャンルでライブ配信を定期的に実施しています。
そして2022年3月に、アジア太平洋地域では初めて日本市場をターゲットとしたTwitterライブショッピングのベータテストがQoo10参加のもと実施されました。ベータテストでは、韓国の美容ブランドmanyofactory(@manyojapan)の商品が紹介されました。ライブショッピング開催前には、事前プロモーションとしてmanyofactoryの人気商品であるピュアクレンジングオイルをプレゼントするリツイートキャンペーンを実施し、リツイート総数は10,000件以上、「いいね」は1,500件以上と注目を集めることに成功しました。
キャンペーン結果
2022年3月30日のライブショッピングイベントは、Qoo10 JapanアプリとQoo10公式Twitterアカウント(@Qoo10_Shopping)でライブ配信され、合計33万件を超える視聴数を記録しました。またライブ配信中のTwitter上での「Qoo10」に関する会話量は、通常の4倍以上に達しました。ライブショッピング終了後も人々の会話は続き、Qoo10のライブショッピングに関する会話は3日間で6万件以上に登りました。さらに、今回のライブショッピングに関する会話を調査したところ、33%が18~24歳、44%が25~34歳と、ミレニアル世代とZ世代が全体の会話の77%を占めていることが判明しました。
ライブショッピングはビジネス全体の売り上げの増加にもつながっています。今回のライブイベントでは、manyofactoryの中でも人気の高い商品をイベント限定割引価格で販売し、その結果、ライブショッピング配信期間中のQoo10全体売り上げの上位1位と2位をmanyofactoryの商品が占めました。多くの人々が、ライブショッピングイベントを通じて、ショッパブルバナーやショッピングタブから商品を購入していたことがわかります。
Twitterでは、ライブショッピングをはじめとした、利用者の購買を後押しするTwitter広告ソリューションの提供を加速していきます。これから日本で展開される予定のプロダクトについては、2022年に3年ぶりに開催されたカンヌライオンズでも発表されています(カンヌライオンズに合わせて発表したプロダクト)。ぜひこれらプロダクトを活用し、Twitterの会話を購買へとつなげていきましょう。